[Review] The Hotelier “Home, Like Noplace Is There”

The Hotelier

Release Date: 2014/02/25
Label: Tiny Engines

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パンク/エモバンドThe Hotelierのアルバム“Home, Like Noplace Is There”が2月25日にリリースされた。今作はバンド名をThe Hotel yearからThe Hotelierに変えてからの第1作目。変化はそのバンド名だけではなく、音楽性にもしっかり表れていた。爽やかな青春パンクバンドだった彼らであったが、今作ではよりエモーショナルになり、曲には力強さと重みが増しているのだ。

冷たく、哀愁あるギターリフが印象的な“The Scope Of This Rebuilding”や、爆発的な力強さ感じるバックサウンドでありながらもボーカルの叫び、訴えが響いてくる“Your Deep Rest”など…前作と大きく異なっている曲の数々。今作でなぜ彼らはそのように変わっていったのだろうか。なぜ変わらなければならなかったのだろうか。

4枚目のリリースとなる彼らも、最初はただ音楽が好きだからという理由で始めたバンドのひとつだったことだろう。まるで大学生の遊びの延長のような。しかし、活動を続けるにつれ求めるものが大きくなっていく。ただ楽しければいいという考え方から、もっと「良い」音楽を作りたいという考え方になっていったのだ。そして彼らは長い間ずっと考え、ようやく答えを見つけ出し、作品を作り上げた。それがこのアルバム“Home, Like Noplace Is There”なのだ。しかし、このアルバムを良いと思うか、そうでないかはきっと分かれるところだろう。これはあくまで彼らなりの答えなのだから。新たな彼らの記念すべき第1歩となる今作、1度ぜひ聴いてみてほしい。

(Written by 北村奈都樹 [Twitter])

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