[Review] Into It. Over It. “Intersections”

Intersections

Release Date: 2013/09/24
Label: Triple Crown Records

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数々のバンドを渡り歩き、現在ではOwenとのユニットTheir/They’er/Thereでボーカルを務めるEvanのソロプロジェクト、Into It.Over It.の2年ぶりアルバム。10月にOwenとのジャパンツアーが行われることもあり新譜が出るのを楽しみにしていた人も多いのではないだろうか。

まず、Into It.Over It.を聴いたことがない人には1度このアルバムを聴いてみてほしい。なぜならば、単純にこのアルバムInto It.Over It.の中でも傑作だからである。1曲目の『New North Side Air』の低音であたたかいピアノと綺麗なギターフレーズから始まる前奏を聴いた途端このアルバムを無視することはできなくなるだろう。そして、優しく、エモーショナルなボーカルとコーラスに1曲目から涙する人もいるのではないだろうか。

Into It.Over It.好きな人には期待してこの新譜を聴いてほしい。特有のあたたかいギターフレーズはそのままで、さらに強さが増している。それはボーカルや演奏にも影響していて、その強さは少し暴力的であるが、その中に包容力と優しさがあるのだ。それは大人の深みであり、聴いている人をより感動させることだろう。今回は、さらに上記のことを含めた上で、曲によって、様々な一面をみせることになる。『Your Antique Organ』ではシンプルかつ、繊細でテクニカルなギターサウンドと優しく包むこむような歌声で、1曲目の『New North Side Air』とはまた違った感動を得ることになるはずだし、『A Pair Of Matching Taxi Rides』ではロック色が強い曲になっているが、この曲の中盤でみせる温かさや涙腺をゆるめさせるような場面には、Evanにしか出せないもの感じる。

そんな、様々な面をみせるアルバム。きっと、1曲目の『New North Side Air』から12曲目の『Contractual Obligation』まで、聴いてる人に常に感動と安らぎを与えてくれるはずだ。

(Written by 北村奈都樹 [Twitter])

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