[Interview] We Are The Champion$

We Are The Champion$

今回は東京で活動するPop Punk/Easycoreバンド、We Are The Champion$にインタビューに応えていただきました。10月にバンド初の正式音源となるEP”In The Dreams Of Our Youth Forever”を新進気鋭のレーベル、Stand Tall Recordsからリリースし、様々な来日公演への出演を含めた数多くのライブを積極的にこなすことで、着実にファンベースが広がっていて、これからの活躍がますます期待されるバンドです。

We Are The Champion$ are;
vo ユウト
gt/vo ユウタ
gt ケイスケ
ba リョウ
dr タクヤ

Official Site / Twitter (@WATC_POPPUNK)

 

はじめに自己紹介をお願いします。バンドについても簡単に紹介していただけるとありがたいです。

– よろしくお願いします!東京で活動しているpoppunk/hardcore We Are The Champion$です! 2012年に結成。同年冬に現在のメンバーになり、都内を中心にライブ活動をしています。

 

まずはEPのリリース、本当におめでとうございます。EPをリリースした後の感想を率直に教えてください。

– ありがとうございます。まずはバンドとしての目標だった正式音源のリリースができたことに感謝しています。正直、発売日になるまで店頭に並ぶことも定かではない状況だったため、全国各地に自分達のCDが並んで、いろんな方々の手に届いてることが素直に嬉しいです。SNSなどでCDを買ってライブに行きたいと言ってくれる人がたくさんいるのも嬉しいですね。もっともって気合い入れていこうって5人みんなが思っています。

 

具体的に、いつぐらいからEPという形で音源をリリースしようと考え始めたんですか?また、今回のEPはStand Tall Recordsという新鋭レーベルからのリリースですが、どういった経緯でそうなったかも教えてください。

– 2012年の結成以来デモ音源を3枚リリースしてきました。その中でライブを重ねてきて、そろそろまとまった音源を作りたいとメンバー同士で話をすすめていました。それが今年の春先くらいで。そこからレコーディングを始めました。秋口のリリースを目標に時間をかけてレコーディングを進めていましたが、その中で声をかけてくれたのがSTAND TALL RECORDSでした。

元々は自主制作でリリースを予定していた所に声をかけて頂いたので迷いはなかったですね。元々知り合いで前々からサポートして頂いていたので、互いに力合わせていけるのは何よりでした。

 

EPに収録されている曲を聴くと、それぞれの楽曲に幅があって、一つ一つの曲の中にもさまざまな要素が詰め込まれている印象を受けますが、現在のWe Are The Champion$に至るまでに影響を受けたバンドはどのようなバンドですか?またEPの制作時によく聞いていたバンドなんかも教えてください。

– 要素がたくさん含まれているのは自分達の中で大事なテーマにしているので、そう言って頂き嬉しいです。
バンド全体として影響を受けているのは、NEW FOUND GLORY,YOUR DEMISE,A DAY TO REMEMBERです。

でもメンバー各自聴く音楽の幅があって、POPPUNK,HARDCOREのバンドは常に皆がチェックしていますし、JAZZが好きなメンバーだったりアイドルが好きなメンバーだったりもいて。そんな所が曲に出ているのかもしれません。なのでEPのレコーディング中も特にこれと言ったものはなくて、各自の感覚でしたね。

 

EP全体に渡るテーマや、音楽を伝えたいメッセージはありますか。また、曲を作るときに意識したことや、ライブを行う上で意識していることがあれば教えてください。

-今回のEPは名刺代わりの1枚にしたかったので、今自分達ができる表現を全部詰めたい思いがありました。

サウンド面では、先ほども話したように色んな要素をつめました。「POPPUNKにHARDCOREを足した。」とだけ思われるのは嫌だったので。流行りでやっているバンドと違う所を聞かせたかったです。

あとは、ライブを意識してつくりました。元々HARDCOREのライブに行くことが多くてその熱量が大好きでした。一回聞いたらすぐに歌えるシンガロングだったり体が動きだす曲展開だったり。お客さんがライブで楽しめる曲作りも意識しましたね。

歌詞の面でいうと、ひたすらボジティブな部分が多いです。メンバーが若いのもありますが、前だけ見ていたい思いが強くて。この音源自体もこれからの道筋が開ける1枚にしたかったので前向きな部分が自然と増えていったんだと思います。

ライブでは先ほども話したように、お客さんが一緒に楽しめるようにすることですね。ただぼーっと演奏してるバンドに自分が惹かれないっていうのもありますが、バンドのステージングでお客さんのスイッチを押せるとおもっています。遊んでいいんですよ!ってお客さんに投げかけるステージングは意識しています。

 

ここに来て日本のポップパンク、イージーコアバンドが大いに盛り上がっているように感じますが、実際どのように感じていますか?また、自分たちの音楽を「ポップパンク」や「イージーコア」と呼ばれることについてどう思いますか?

– 盛り上がりは実感してます。バンドの数も多くなってきて、同じジャンルだけでイベントが組めてきているのは素晴らしいですよね。ICE GRILLS、ROMANTIC NOBITA RECORDS、STAND TALL RECORDS,などのレーベルが国内のバンドをフックアップしてくれて、色んな人の目に届く状況になったことが大きいんだと感じます。

その中で自分達がどう呼ばれているのかはあまり気にしません。だけど、ポップパンクだからとかイージーコアだからとかと言われて、ジャンルで隔たりをつけられてしまうのは悲しいことだと思います。だからこそ、ハードコアのイベントであったり、メロコアのイベントなどにも積極的に出演させて頂いています。もしその中で自分達をポップパンク、イージーコアのバンドとして気に入ってくれたのならこのジャンルの入り口になるとは思いますし、このジャンルを広めていきたいとももちろん思っているので、今後も続けていきたいです。

 

ライブも積極的に行っている印象ですが、EPのリリース前と後ではお客さんからのレスポンスに違いはありますか。リリース後のライブで印象的なことがあれば、それも教えてください。

– 今回のEPの曲は発売前にライブでよくやっていた曲が多かったのですが、発売後のライブだと歌詞を覚えてくれてるお客さんが増えているのは実感します。シンガロングが多いのでこういった反応がもらえて嬉しいです。狙いどおりって思う部分もありますが笑

ライブでしか出来ない楽しみ方があるので、聞き込んで遊びきていただけたら幸せです。

 

自分たちの音楽をチェックしてくれているファンに向けて、このバンドやこの音源はぜひともチェックしておいてほしいというものをいくつか教えてください。また、バンド内でブームになっている音楽についても教えて欲しいです。

– このサイト(PUNX SAVE THE EARTH)を見てる人は音楽に対するアンテナをすごく張ってる人達だと思うので、チェック済みなバンドが多いかとおもいますが、、、 メンバーのブームがバラバラなので1バンドずつ選びました!

ユウト KARIBUxNOxKAIZOKU
ユウタ DOWSING
ケイスケ Ice Choir
リョウ POLAR BEAR CLUB
タクヤ DEFTONES

 

今後バンドを続けていくにあたって、こうありたいという野望みたいなものはありますか。

– 野望としては、多くの人に知ってもらいたいということがあります。自分達の曲には色んな要素がつまってるからこそ、色んな入り口になれるとおもっています。だからこそ芯は持ちつつも多くの事にチャレンジし続けたいです。

 

貴重な時間を割いていただいてありがとうございました。最後に、「このバンド絶対に聞いてみたい!」と思わせるようなかっこいいメッセージをお願いします!

– WE ARE THE CHAMPION$なんて馬鹿みたいなバンド名に聞こえるかもしれません。けど曲を聞いてくれたらその意味が伝わると思います。是非チェックお願いします!

【IN THE DREAMS OF OUR YOUTH FOREVER RELEASE TOUR】
12/4 新宿9spices
12/6 新宿アンチノック
12/7 名古屋RAD
12/8 新宿9spices
1/11 新宿西口音楽館
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