[Interview] COQUETTISH

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1998年に東京で結成され、世界基準のスカパンクを鳴らし続けてきたバンド、COQUETTISH。先日、8/5に実に7年振りとなるアルバム”Change This World”をリリースしました。スカというジャンルだけに音楽の幅を限定してしまうのではなく、メロディックパンクやハードコアなど様々な要素をCOQUETTISH色にアレンジしたパンクロックアルバムとなっています。

今回は、そんなニューアルバムをリリースするタイミングに、ギター/コーラスのMakotoさんと、ボーカルのHizdeさんにインタビューに答えていただきました。

(Interview by 3104punx)

Official Site / Twitter

まずは7年ぶりとなるニューアルバムのリリースおめでとうございます。いよいよリリースできるという今の率直な気持ちを聞かせてください!(インタビューはリリース直前に行わせていただきました。)

Makoto(G/Cho 以下M):ありがとうございます。やっと!というのが率直な感想ですね。

Hizde(Vo 以下H):協力してくれたすべての人に感謝したいですね。本当にやっとリリースできるって気持ちだよ!

 

7年ぶりにアルバムをリリースと思ったキッカケはどういったことだったんですか?また、逆に前作から7年も期間が空いてしまった理由は何ですか?

M:今だから言える話ですが、7年前にリリースしたアルバムが若干悔いが残る出来だったんですね。。演奏面ではなく楽曲のクオリティという意味ですね。もう少しやれたんじゃないかなと。なのでどうしてもあと1枚アルバムは出したいなと当時から考えてました。

ただ仕事や家庭の都合で毎週コンスタントにスタジオ入るのが難しい状況だったので。焦ってまた悔いの残る音源を残すくらいなら時間をかけてじっくりと作りたかったと考えてたら7年経ってました(笑)

H:何年も前からアルバムリリースの話はあってアルバムの曲作りも始めていたんですが、メンバー皆生活環境や仕事の変化があってなかなか思うように進まなかったのと、リリースするレーベルを探す必要もあったからね。

二つ返事でリリースをOKしてくれたTV-FREAK RECORDSには本当に感謝してるんだ。

 

90年代と比べると、世界を見渡しても国内バンドでも、COQUETTISHがやっているようなどストレートなスカパンクをやっているバンドは少ないように思います。その辺りに関して思うことは何かありますか?

M:スカというジャンル自体は様々な音楽をミックス出来る面白いジャンルだと思うのですが、どうしてもパンクの要素を残しつつ個性を出そうとすると難しいんですかね。

H:ホーンを入れたハッピーなスタイルのSKAPUNKのバンドは日本でも世界でも出てきてるんだけど、僕らみたいなスタイルのバンドは国内でもほとんど出会ったことがないよ。でもそれが個性の一つでもあってハードコアのイベントにもスカのイベントにも呼ばれるから、別に他に出て来なくてもいいかな(笑)

 

スカパンクバンドとして知られるCOQUETTISHですが、作品全体を通して聞いたときに、#3のようなオールドスクールメロディックパンクや#4のようなオールドスクールハードコアから影響を受けたような曲、さらには#7のようなAuthority Zero直系のレゲエエッセンスが入った曲など、多彩な曲が収録されていますよね。実際にアルバムを制作するにあたって、カラフルな作品にしたいというような思いはありましたか?

M:特に考えてはないですね。全体的にメロディの強いアルバムにしたいなとは考えてました。個人的にスカパンクも好きですが、元々メロディックなバンドやハードコアバンドの方が聴く機会が多いのでそういった感想は凄く嬉しいです。

H:アルバムを作ろうと曲を集めた時にちょっとダークな曲ばかりが産まれてしまって、それだとただ暗いだけのアルバムなりそうで、少しバランスは整えたよね。SKAPUNKだからと無理にSKAアレンジしないで、メロディにあったアレンジを心掛けた結果だと思う。スカやレゲエ、ハードコアをうまくミックスできたと思ってるよ。

あとはメンバー皆SKAPUNKだけが好きでは勿論なくて、NEW FOUND GLORY, BLINK182, NOFX,ALK3 (Alkaline Trio)などのメロディックや、CRUDOS, CHARLES CRONSON等のシカゴハードコアまで幅広く好きだから、様々な要素が入ったんだと思う。他にもLIFETIMEやKID DYNAMITEにも感銘を受けてるしね。

 

作品を制作する上で、「こんなアルバムにしたい」といったテーマのようなものはありましたか?タイトル”Change This World”に込めた思いも合わせて教えてください。

M:上の質問と答えが重なってしまいますが、今までのアルバムよりメロディを前に出したいなと思っていて、歌を活かすために演奏はできるだけシンプルにしたいなと考えましたね。

H:ライブでアルバム曲をプレイしていると、そのうち全然プレイしない曲も出てくるんだ。全曲いつまでもプレイできるような作品にしたいから、今回はそれが上手くいったと思う。

タイトルについては、同名曲の歌詞のテーマが、これからの未来を担う子供たちの為に世界を変えなくてはいけないというような歌詞なんだ。その行動の一つにアルバムタイトルで高らかと宣言した感じだね。

 

制作にはどれくらいの期間を費やしましたか?また制作中のエピソードがあればぜひとも教えてください。

M:リズム録りを始めたのが1月だったので約半年かかりましたね。今回はリズム録りとそれ以降のエンジニアが違う人だったんですが、どちらのエンジニアさんも最高の仕事をしてくれました。

それとレコーディング中に残念ながらベースが脱退してしまいました。残念ですが、レコーディング自体は凄く良いプレイを残してくれたし、新しいベース (YOSHIKIといいます) もすんなり加入が決まったので良かったです。

H:僕はレコーディングで蜂蜜のボトルを2本飲み干したよ。それ位ノドに負担がかかっていたんだよね。今回は大きなスタジオではなくて、小さな個人スタジオでVo録音したんだ。アットホームだったし、リラックスして歌えたよ。

 

10月にはリリースを記念した東名阪ツアーを行うと伺っています。「こんなツアーにしたい!」ということがあればぜひ教えてください。

M:都内以外でライブをするのが本当に久しぶりなのでワクワクしますね!初めましてのバンドも多いので楽しみたいです。

H:恐らく2008年にフランスのGuerilla Poubelleとツアーした以来、東京をまともに離れてないんだよね。それでも全国からオファーがあるのにどうしても行けなくて・・・今回やっと行ける!という思いです。

まだ僕らのこと知らないキッズの前でライブができたら嬉しいな。僕らはシンガロングが多いバンドだから是非曲を聴いて遊びに来て一緒に歌ってほしい。

 

今回の作品で、COQUETTISHのことを初めて知る人もたくさんいるかと思います。そういった人たちに向けて、どういったところを聴いて欲しいか、アピールポイントを教えてください。

M:日本のスカパンクバンドと言われるとポップな印象が強いと思います。少なくとも”パンク”と付いているからにはポップなだけでは終わらせたくないと考えてるので、先入観を持たずに聴いてほしいですね。

H:日本にはスカといえばホーンがいるのが当たり前なんだけど、ノーホーンでもスカができるんだ。僕らはパンク/ハードコアに多大な影響を受けていてサウンドにもそれが表れてると思う。シリアスなメッセージを前向きに伝えていきたいです。

 

ありがとうございました。最後に、読んでくれてた人に自由な感じでメッセージをお願いします!

M:読んでくれてありがとうございます!ライブハウスで会いましょう!!

H:この機会を作ってくれたPUNX SAVE THE EARTHに感謝します。インタビューを読んで少しでも気になったら是非アルバムを手に取って、ライブに来てほしい。本当にどうもありがとう!

 

-“CHANGE THIS WORLD” tour 2015-

2015/10/4(Sun) 東京 @早稲田ZONE-B
2015/10/24(Sat) 名古屋 @ZION
2015/10/25(Sun) 大阪 @長堀橋WAXX
2015/11/18(Sun) 東京 @下北沢REG

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