[Review] Elder Abuse “Born To Lose”

elder abuseRelease Date: Not confirmed
Label: State of Mind recordigs

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「Daggermouthの元メンバーがやっているバンド」という触れ込みは、全メロディックパンクファンが反応してしまうであろう魔法の言葉。カナダ、ウィニペグ出身のElder Abuseは、Daggermouth、Withdrawalなどのメンバーが集まり結成されたバンド。カナダだけにとどまらず、アメリカのMid-EastやWest Coastなどをツアーで周る中で完成したアルバム””は、まさしく全メロディックファン必聴の内容となっている。

溢れ出す熱量とキラキラ感、それだけ書けば他に説明はいらないほど、統一感のある楽曲が並ぶ。スピードは控えめに、よりメロディーに重きを置いた楽曲が並ぶのは、音楽的にも年齢的にも深化したことの現れか。単純と言ってしまえばそれまでだが、何回も聴き込むなかでじわじわと染み出してくるエキスみたいなものがたまらなくいい。男臭さがプンプン臭うわりにクセや嫌味はなく、パクパクと食べ進められてしまうこと請け合い。

走り出したくなるような疾走感を求めるリスナーにとっては物足りなく感じるかもしれないが、マイクスタンドに向かって歌うバンドを囲んで大声でシンガロングが起こるようなライブの雰囲気が好きな人は、聴いた瞬間に好きになるであろうバンド。キャッチーで弾むようなリズムのポップパンクが好きな人にとって、温かみと男臭さのあるメロディックパンクに触れるきっかけをくれる入門盤とも言うべき本作は、聴く人を選ばす様々なリスナーに受け入れられるであろう。

written by 3104punx

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