今回は大阪で結成されたメロディックパンクバンド、Sand Park Driftにインタビューに答えていただきました。過去4枚のデモの自主リリースを経て、今年の1/15に初の全国流通音源となるフルアルバム”Reason To Sing On”をリリース。その後、リリースツアーとして日本全国で積極的にライブを行っています。
今回のインタビューは、今後、国内バンドのインタビューサイト「puFF。」を立ち上げる予定のかんきちさんが行ったもので、そのサイトに掲載される予定の文章を引用し、先行公開させていただく運びになったものです。自身でもいくつか質問させていただいています。インタビューに答えてくださったのは、Gt., Vo. の Kazuoさんです。(written by 3104punx, interviewer; かんきち)
Sand Park Drift are;
Gt.Vo Kazuo
Ba.ChoTera
Dr.cho Ta-k.
このアルバムをリリースするまでの作品達を振り返ってみて、現在の心境ではどのように思いますか?
– 今までの作品は一曲目には明るい疾走感のある曲を必ずもってきてたんですが、今回は暗めの落ち着いた曲をもってきました。1stアルバムはもっと勢いのある曲が一曲目に必要だとは思っていたんですが、どうしてもこの曲(All For You)を一曲目に持っていきたかったんです。そこが1番不安だったんですが、何の心配もなく皆が受け入れてくれているみたいで凄く安心しました。緊張の糸が解けた感じです笑。
『Sand Park Driftはすごい世界観があってよかったです!!envyとBraidとジャパニーズメロディックを足した感じ???全然違ったらごめんなさいwww』ってSecret 7 Lineのドラムのタケシさんがツイートしていたんですが、Sand Park Driftはどんなバンドを目指しているんでしょうか?
– 目指すところ。。。いつもやりたいと思った音楽を作っていっているので未だに明確にはないんですよね。色んな人の背負ってるものを少しでも軽く出来ればそれでいいんです。
『All For You』、『Lost My Memory』、『Way』。僕はこの三曲がアルバム”Reason To Sing On”のなかで大好きなんですが、この作品は難産だったとライブのMCで聞きました。どの曲に1番思い入れがありますか?
-ありがとうございます!1番思い入れがあると言えば今の自分の事を歌ってるAll For Youですね。本当に全て終わらせたくなるくらいドン底にまで気持ちが落ちていた時期があって、悩んで出た答えがあの曲なので。「あ、また音楽と人に救われたな〜」って。
レコーディングで苦労したのはwayです。teraの作る曲は難しいので凄く練習が必要なんです笑。
『相反する感情』、『The Sound』、『Day After Day』との3曲をなぜ再録したのですか?
– The SoundとDay after dayはLIVEで演奏する時、明らかに皆のテンションが上がってるのが分かるんで 笑。その2曲も入っているDEMOが廃盤になったのでこれは再録したら喜んでくれるだろうな〜って感じです。もちろん自分も大好きですけどね!
-相反する感情は入れるかどうか迷ってたんですよ。でも曲順を決める時にあった方が良いフックになるだろうと思って入れることにしました。
アルバムを聞いて日本のメロディックバンドから多くの影響を受けているように感じましたが、実際にどのような音楽やバンドに影響を受けていますか?またアルバムを制作する中で、音楽的な点で意識したことを教えてください。
-メンバーみんな影響を受けた音楽はバラバラですが自分の音楽の始まりはGLAYです。完全に姉の影響ですね笑。 そこからHi-STANDARDとMETALLICAに出会ってハマりました。自分の中ではこの3バンドが核ですね。
メンバーそれぞれ異なる音楽が好きなので色んな事ができるんでしょうね。
「Sand Park Driftはライブバンドだ」という声を多く聴きますが、自分たちの音楽やパフォーマンスのこういうとことろをぜひともライブで感じて欲しいということがあれば教えてください。
-いつも心がけているのは「やり過ぎくらいが丁度良い」ってことです。だからライブハウス全体を巻き込んでその時にしか出来ないライブをいつもしているつもりです。